誰でも「仕事の"プロ"に変わる」共通5大ステップ つんく♂流「凡人が天才に勝つ」意外な方法は?
「夢を頭に思い浮かべること」はとても大事だなと僕は思うんです。(中略)
幼い子どもの「仮面ライダーになりたい!」「鳥になりたい!」という思いには、天才的な無限の発想力があると思っています。(65ページより)
なるほどそのとおりだが、歳を重ねて現実を知っていくに従って、夢は夢でしかないと実感するようになるのも事実。
しかし、つんく♂さんは、あえて次のように主張するのだ。
そして、「成功を実現するためのカギ」となるのは何か――。
それは、誰しもがもっていたはずの、子どものころの「天才力」です。
奇をてらうとか、人に逆らうとか、そんなチープな発想ではありません。
無謀でもいいから、子どものころの真っ直ぐ素直な気持ちから生まれた「ああなりたい!」「こうしたい!」「あれがほしい!」という発想を大事にしてほしいんです。(70〜71ページより)
一見すると幼稚にも見える「天才力」を、閉じ込めずにじわじわ発酵させていくべきだということだ。
どんな仕事にも応用できる考え方
お気づきの方もいらっしゃるだろうが、これら「凡人が天才に勝つためのステップ」には重要なポイントがある。
つんく♂さんが携わっているようなクリエイティブワークだけではなく、すべての仕事に応用できる考え方であるという点だ。
それは前述した「天才」と「プロ」、「アーティスト」と「職人」との関係を思い出していただければわかりやすいだろう。
どんな仕事であれ、もし「天才」でなければ成し遂げられないものだとすれば、成功にたどり着ける人は限られることになる。
だが「プロ」であることを基準とするならば、それはどのような仕事にも応用できるわけだ。
どのような仕事であれ、自分が「凡人」であることを認めたうえで、その仕事の「職人」になればいいのだから。
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