台湾・国民党への日本の懸念と期待は行きすぎだ 見るべきは「政党」ではなく台湾の「民意」だ

✎ 1〜 ✎ 26 ✎ 27 ✎ 28 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

いずれの考え方もすべてが間違いとはいえない。ただ、国民党政権になれば「親中化が進み、中国にのみ込まれる」や「台湾海峡の緊張が緩和される」という見方は、国民党が「親中」政党という観点に依拠しすぎた安直な見方で、台湾政治の文脈や民意の存在を無視してもいる。

次ページ当時は有利だった中国共産党との連携
関連記事
トピックボードAD