Xで話題沸騰、新たな鉄道趣味分野「着鉄」とは何か 鉄道車体と同色のファッションコーデが評判に
ツイッター(現X、以下ツイッター)に、鉄道車両の車体色と同じファッションコーディネートを投稿し話題を呼んでいる女性がいる。首都圏在住の20代会社員という投稿主の柚子さんは、着鉄(きてつ)と名付けたその鉄道コーデについて「着鉄は本人かわいくてヨシ、見つけた周りの乗客楽しくてヨシ、鉄道会社に運賃収入あってヨシの三方良しで、近江商人もニッコリのジャンルなのです」と魅力を語る。
柚子さんの鉄道コーデは北海道のキハ40形にちなむものが多いことから、ツイッターのコメント欄には「北海道のヨンマルの妖精さんですか?」、「北海道の鉄道愛をものすごく感じます」などとファンからの賛辞の声も相次ぐ。そんな柚子さんに「着鉄」の魅力について話を聞いた。
国鉄一般色から着想を得た初めての鉄道コーデ
「キハ40国鉄一般色の色合いが可愛い!洋服選びに使えそう!」――。
朱色とクリーム色のツートンカラーをまとった国鉄一般色のキハ40形を見て、柚子さんはひらめいた。これが「着鉄」を始めたきっかけだ。もともと「かわいい服を考えたり着たりすることや、好きなもの(推し)の色を持ち物などに取り入れることが好きだったことが、鉄道コーデの発想の土台となっていたのではないか」と当時を振り返る。
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