クリスマスは「厚切りポークチャップ」家で作る技 洋食の定番!基本を押さえればアレンジも自由自在

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豚肉を戻し、好みでグリーンピースを加えます。グリーンピースは味にはあまり関係がないので省略することも可能です。

グリーンピースを投入
缶詰のグリーンピースが入るとレトロな味わいが出ます

ふたをして弱火で3分加熱します。豚肉にはすでにある程度火が通っていますが、ダメ押しの加熱です。

ふたをして加熱
ソースが沸いていることを確認したら火を弱火に落とします

出来上がり。ソースが濃いようであれば水で伸ばし、逆に薄すぎるようであれば煮詰めるなど調整してください。

蒸し煮にした豚肉
蒸し煮にすることで肉にソフトに火が入ります

皿の奥には付け合わせのスパゲッティ、手前に肉を盛り、ソースをたっぷりとかければ完成です。好みですがスパゲッティに粉チーズを振るのがおすすめです。フォークとナイフで食べる料理はご馳走という感じが出るもの。

出来上がったポークソテー
スパゲッティにもグリーンピースを混ぜました

今回はソースを最低限の材料で構成しています。仕上げにバターを落としたり、ケチャップの一部(15g)を中濃ソース(15g)に変えるともっとコクが出ますし、水に顆粒のガラスープを加えてもいいでしょう。甘みと酸味のバランスをとり、それをうま味で支えるという基本的な構成が理解できればアレンジは自由自在です。

クリスマス、そして年末年始にぜひ挑戦してみてください。

(写真はすべて筆者撮影)

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樋口 直哉 作家・料理家

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ひぐち・なおや / Naoya Higuchi

1981年東京都生まれ。服部栄養専門学校卒業。2005年『さよなら アメリカ』で第48回群像新人文学賞を受賞しデビュー。著書に小説『スープの国のお姫様』(小学館)、ノンフィクション『おいしいものには理由がある』(角川書店)、『新しい料理の教科書』(マガジンハウス)、『最高のおにぎりの作り方』(KADOKAWA)などがある。

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