認知症?親の家電操作に不安「しっかりして」はNG 「これは年相応なのかな、それとも…… ? 」
目的のために段取りを立てて行動を起こす能力である「遂行機能」が衰えるためです。
認知症になるとさらにその傾向は顕著になります。少しでも長く今まで通りの生活を保つには、小さなひと工夫が大切。
例えば、家電製品の使わないボタンの上にはガムテープを貼るなどして隠します。
よく使うボタンを目立たせたり、ボタンが複数ある場合には、ボタンの横に①→②など順番を示すシールを貼っておいたりするとよいでしょう。
家族が「できない」と決めつけず、見守る姿勢も大切です。
「疑い」のまとめ
疑いの段階で重要なのは、不安を取り除いて安心してもらうこと。
記憶があいまいになることで本人は不安を感じていますので、それをあおるような言い方(認知症なんじゃないの?など)には気をつけましょう。
家族に余裕がなくなってしまうときもあるかもしれませんが、話をさえぎったり、反論・批判したりせず、共感を大切にすることの重要性も覚えておいてくださいね。
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