JR各社と、新幹線を造る車両メーカーや部品メーカーの関係図を表した。
コロナ禍収束で、人々の移動が復活し、新幹線需要も回復の一途をたどっている。
『週刊東洋経済』12月9日号の特集は「無敵の新幹線」。ビジネスパーソンの移動にはなくてはならない新幹線の「強さ」やサービス、技術力、そしてリニアなど今後の見通しについてリポートする。
新幹線とは法律上、「主たる区間を列車が200キロメートル毎時以上の高速度で走行できる幹線鉄道」と、定義される。車両や部品には高速運転を実現するさまざまな最新技術が凝縮されている。
日本鉄道車輌工業会によると、2022年度はJR5社で合計383両の新幹線車両が製造された(2021年度は380両)。
国内の新幹線車両メーカーには日立製作所、川崎重工業子会社の川崎車両、JR東日本子会社の総合車両製作所、JR東海子会社の日本車輌製造、近鉄グループの近畿車輛の5社がある。日本車輌製造は東海道新幹線「N700S」、近畿車輛は山陽・九州新幹線「N700系」や北陸新幹線「W7系」、総合車両製作所は上越・北陸新幹線「E7系」というように、車両メーカーは結び付きが強いJR各社の新幹線車両を主に製造する。
鉄道会社の設備投信に大きく左右される
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