中国の習近平国家主席は11月10日、北京市に隣接する河北省涿州(たくしゅう)市を視察した。今年7月末から8月初めにかけての豪雨で大水害が発生した土地だ。首都からすぐの被災地に3カ月以上遅れて現れた格好だが、住民たちは笑顔で感謝の念を伝えていた。
涿州市の水害は習氏への忖度(そんたく)のため引き起こされた「人災」の側面が強いとみられている。北京の南、およそ100キロメートルある涿州市周辺に水を逃がしたということだ。雄安新区は習氏が「千年の大計」と位置づけている新都市である。
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