若年と中高年「テレビ視聴時間」これだけの違い メディア利用の「変化」をマーケティングに生かす

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テレビ、スマホ、パソコンのログデータを用いて、年代別に各デバイスの1日あたりの平均利用時間を示しました。

差が大きいのはテレビです。15-29歳のテレビ視聴時間が1日平均1時間40分程度なのに対し、50-69歳では4時間近くになっています。15-29歳はテレビに代わってスマホの利用時間が長く、1日5時間近くにも及んでいます。若年層ほどテレビからスマホへと利用デバイスが移っていることを表しているデータだと言えます。

インスタとXの人気は若年層に限らない

15-29歳では1日5時間近くも使っているスマホですが、その中でYouTubeに次いで長い時間使われているのが、X(旧Twitter)やInstagramといったSNSです。Meta社が新たに開発したテキスト型のSNSであるThreadsのリリースによっても改めて注目されています。性年代別の各SNSの利用率を見てみましょう。

全体としては、モバイル利用時間の長い若年層ほどSNSを多く利用していること、女性はInstagramを好み、男性はXを好んでいることがわかります。ただし、男性では30代のXの利用率が約5割、女性では40代でもInstagramの利用率が5割近くにまでなっており、特に人気が高いXとInstagramは若年層に限定されず30~40代にも広く利用されていると言えます。

また各SNSの利用率が最も高い年代に着目すると、世代ごとに人気のSNSが異なることがうかがえます。

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