AI時代に親がやってはいけない「5つのNG行為」 子どもの自己決定の機会を奪うのはダメ!

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最後が、「ネガティブな言葉で子どもの挑戦を阻む」だ。

「難しすぎるんじゃないか」「どうせ失敗する」などネガティブな言葉をかけると、当然ながら挑戦の意欲を失ってしまう。また失敗したときに、親が「ほら言ったでしょう」などと言うのも、ありがちなNG行為だ。

本来は失敗から学んで成長していくべきはずなのに、経験から学びを得られないばかりか、挑戦を恐れるようになってしまう。失敗したとしても、挑戦したことに対する称賛の言葉をかけてやったほうがよい。

やりたいことには後押しを

子どもがやりたいことには後押しを。例えば最近多い将来の夢は「YouTuberになりたい」だ。親としては心配だが、「やってみたら?」でよい。すぐに挑戦できるし、自分で試みて向き不向きを判断したり、映像制作など別の道に進むヒントを得たりするかもしれない。

AI時代とはいっても、子育てや教育に関しての根本は大きくは変わらない。子どもを見守り、普段から考えや気持ちを把握しておくことは変わらず大事だ。

また、対話しながら一緒になって考えると、創造力の源泉である好奇心が育まれていく。子どもの頭は柔軟性が高く、中学3年生ぐらいまでは、3カ月もあれば教え方や環境に応じて変わってくる。

(構成:圓岡志麻)

西山 恵太 CURIO SCHOOL 代表取締役

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にしやま・けいた

京都工芸繊維大学にて製品デザインを、京都大学大学院にて経営管理を学ぶ。デザイン思考をベースとした教育プログラム開発や教室運営などを行うCURIO SCHOOL代表取締役。

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