本物らしさ追求、駅構内「電車型売店」の最新事情 コンビニから待合室まで全国に続々と登場

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兵庫県神戸市にある山陽電気鉄道・板宿駅構内に設置された、電車型のコンビニ「ローソン+フレンズ山陽板宿ちか店」(写真:株式会社ローソン)

エキナカが進化している昨今だが、昔ながらに駅のホーム上に設置された売店も、まだまだ健在である。私が特に好きなのは「電車型の店舗」である。

その中でも特に注目しているのが、兵庫県神戸市にある山陽電気鉄道・板宿駅構内に設置された、電車型のコンビニ「ローソン+フレンズ山陽板宿ちか店」である。とてもリアルでユニークなのだ。

新型車両のPRが目的

山陽電気鉄道のグループ会社である山陽フレンズが運営しており、その外観は、山陽電車6000系車両をモチーフにしている。2016年1月27日に、板宿駅改札前の駅売店を拡張し、コンビニエンスストアとしてリニューアルした。

なぜ、ローソンを6000系の形にしたのか、山陽フレンズの担当者に取材したところ、「営業開始当時、同年4月27日に営業運転を開始する予定だった新型車両6000系のデビュー時期に近いため、PRとして6000系の形にした」とのことだ。利用者の反応はどうだったのだろうか。担当者は次のように話す。

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