近所のレジャーでもお得、「青春18きっぷ」活用術 家族やグループも便利、「乗り鉄専用」じゃない
ではこの5日分、どのように使うのがいいだろうか? その使用例として、宇都宮線の古河や高崎線の熊谷にお住まいの方がお出かけする場合を考えてみた。もちろん、連続した日程である必要はない。
古河・熊谷—舞浜間往復2684円が2410円に(274円おトク)
古河・熊谷→石川町1694円
〜中華街で昼食〜
石川町→桜木町146円
〜クイーンズスクエアでショッピング〜
桜木町→古河・熊谷1694円
合計3534円が2410円に(1124円おトク)
古河・熊谷→原宿1166円
原宿→渋谷146円
渋谷→古河・熊谷1166円
合計2478円が2410円に(68円おトク)
古河・熊谷—君津間往復5280円が2410円に(2870円おトク)
古河・熊谷→北鎌倉1980円
〜寺社巡り〜
北鎌倉→鎌倉146円
〜江ノ電で江の島に寄って藤沢へ〜
藤沢→古河・熊谷1980円
合計4106円が2410円に(1696円おトク)
5日間、通常の切符なら総計1万8082円になるところが1万2050円と、3分の2の費用で済む。ちなみに、5日間とも帰路にグリーン車を使っても土休日なら計4800円の追加料金(4日目は総武線と上野東京ラインの2列車で利用)で済み、なお1000円以上のお金が浮く。これなら遊び疲れていたり、たくさん買い物をした帰りだったりしても安心だ。
名古屋—豊橋往復が270円安
■中京エリア編
名古屋駅を中心とした中京エリアでは、豊橋、米原、中津川、伊勢市といったエリアとのお出かけに使える。
豊橋―名古屋間は往復2680円だが、18きっぷなら270円安くなる。米原―名古屋間、中津川—名古屋間も2680円なので同様だ。伊勢市―名古屋間は途中に伊勢鉄道線を挟んでの利用となるが、JR線分の往復3040円が2410円となるので、630円も安い。しかも乗り放題なので、単純往復だけでなく名古屋市内の複数の駅を行ったり来たりできる。
(片道営業キロ70.1km以上の区間)
東海道線豊橋側:豊橋(72.4km)
東海道線米原側:醒ケ井(73.8km)
中央線:美乃坂本(73.5km)
関西本線・紀勢本線:多気(71.1km)※
※JR線の営業キロ・別途伊勢鉄道運賃が必要
名古屋駅まで単純往復+1駅利用なら、さらに名古屋寄りの駅からでもおトクだ。例えば紀勢本線松阪駅からはJR線分の往復運賃が2340円(別途伊勢鉄道線+1040円)なので、名古屋駅付近で1駅でも追加利用すれば18きっぷ2410円のほうが割安になる。
(片道営業キロ60.1km以上の区間)
東海道線豊橋側:三河大塚(60.8km)
東海道線米原側:柏原(64.9km)
中央線:武並(62.9km)
関西本線・紀勢本線:松阪(63.2km)※
※JR線の営業キロ・別途伊勢鉄道運賃要
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