スバル「インプレッサ」買うならどのグレード? クロストレックに少し遅れて新型6代目が登場

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ST-Gグレードのリヤビュー
ST-Gグレードのリアビュー(写真:スバル)

一方、e-BOXERモデルのST-GとST-Hの価格差は20万9000円となるが、ST-Hに標準でST-Gでオプションとなっている装備を選び、近しい仕様にすると価格差はおよそ2万円までに縮まる。ST-Hのみ設定されるオプションとして電動サンルーフが存在しているので、これを選びたい人はST-Hを、ST-Hに備わる装備はいらないと考える人はST-Gを狙うのがよさそうである。

メーカーオプションはどれを選ぶ?

新型インプレッサ
11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステムを装備した新型インプレッサのインテリア(写真:スバル)

ガソリンモデルを選んだ場合は縦長の11.6インチセンターインフォメーションディスプレイが備わらず、7インチの小さなインフォメーションディスプレイとDINサイズのオーディオスペースとなってしまう。

オプションで選ぶと24万7500円と比較的高額となってしまうが、本革巻ステアリングとキーレスアクセス&プッシュスタートも同時に装着されるため、あとから社外品のディスプレイオーディオなどを装着するのであれば、純正クオリティのオプションを選んでおいて損はないだろう。

また11.6インチセンターインフォメーションディスプレイはスマホ連携でナビを表示することができるが、車載ナビが必要という人は6万6000円で車載ナビ機能をプラスすることもできる。

デジタルマルチビューモニター
デジタルマルチビューモニター(サイドビュー+トップビュー)の表示(写真:スバル)

STとST-Gを選ぶ場合は、より高い安全性をプラスするためにデジタルマルチビューモニターの追加も検討したいところ(ST-Hは標準)。こちらも6万6000円のオプションだが、前後左右のカメラによってさまざまな角度からの映像をディスプレイに表示させることが可能となり、死角を限りなく減らしてくれるもの。これがないがためにこすってしまったりすると、オプション代以上の修理費用が必要になることも少なくないので、選んで損はないハズだ。

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それ以外のオプションは好みで選択して問題ないが、本革シートはe-BOXERモデルのみ、サンルーフはST-Hのみで選択できるものとなっているため、これらを求めるのであればおのずと選ぶグレードが決まってきてしまうので注意したいところ。このようにグレードだけではなく、オプションも含めて自身にベストなモデルを検討しよう。

小鮒 康一 フリー(ライ)ター

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こぶな こういち / Kouichi Kobuna

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とするが、実は現行車へのチェックも欠かさない。また、中古車販売店に勤務していた経験も活かし、中古車系の媒体でも活動中。できればどこへでもクルマで行きたいタイプで、電車移動は苦手な部類。通称「フナタン」。

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