デキない人の「メール」にありがちな"NGポイント" 一目でわからない文面は上司をイライラさせる

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NGなメールの特徴とは?(写真: USSIE /PIXTA)
上司にメールをするとき、どのような文面でやりとりをしていますか。わかりにくいメールの文面ほど、受け取る側に混乱を生じさせることも。NGメールはどんな文面なのか。そして一目見てわかるメールの文面とは。数字を効果的に使うことで、メールのやりとりもいままで以上にスムーズになります。Sophia Bliss最高執行責任者COOで北海道東川町CFOの定居美徳氏の新著『数字で示せ』を一部抜粋・再構成し、お届けします。

A「Re:Re:Re:九州出張について」

B「9/3まで承認願います。九州出張の件」

電車でチェックする時間が5分できたときに、未読リストにあった2件のメール。

あなたの上司は、A、Bどちらのメールを、先にチェックするでしょう?

NGなメールのタイトルはAです。どちらも九州出張に関するメールですが、大きな違いがあります。

Aは、九州出張と書いてありますが、目的がわかりません。

Re:Re:Re:と、誰かとのやりとりが何度も行われているようで、読むのに時間がかかりそうです。

それどころか、上司が読む必要があるのかさえ、正直あやしいところです。

メールの目的も期限も一目でわかる

一方、Bは、メールの目的も期限もはっきりしています。上司が「OK」と返信すれば完了です。

できる人のメールは、相手からの返信も早いのです。メールの件名の重要性を知っているからです。

Bを受け取った相手は、メールの件名を見ただけで、内容・必要なアクション・返信に必要な時間がわかるのです。

ところで、あなたがメールするとき一番イライラすることは何ですか?

やはり「いつまで経っても返事がこない」ことですね。

あなたが仕事をしているとき、実は直接話すより、メールのほうが多いのではないでしょうか? 直接話すのも、メールもコミュニケーションです。

そこで、ここでは、結果を出すためのメールのスキルを紹介します。

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