前号春号比、純利益の上方修正銘柄を率と額でランキングした。
6月12日発売の『週刊東洋経済』では「3万円時代に勝てる株 株の道場」を特集。16日発売の『会社四季報』夏号では全上場企業平均の営業利益は8.9%増と業績が順調。いち早く四季報を駆使して各種ランキングを作成し、上値余地の大きい銘柄をリストアップ。33年ぶりの大波に乗って欲しい。
『会社四季報』の醍醐味の1つは、3カ月前に発売された前号と見比べ、業績予想が上方修正された銘柄を発掘することだ。今期純利益予想を前号と比べ、上方修正額と上方修正率の大きい順にランキングした。
上場企業の7割を占める3月決算企業は、前号では会社予想が公表されておらず、四季報の独自予想が大半だ。が、その後公表された会社予想が、前号の四季報予想に近似しているケースは多い。そうした精度の高い前号予想を上回る今号予想の好調企業を2つのランキングで探った。
まずは前号予想からの修正率で見たランキング。首位はフォークリフト大手の三菱ロジスネクストだ。前期は部品の欠品による出荷の遅れで業績が伸び悩んだ。しかし今期は国内外でそれが改善。とりわけ米国で堅調だ。原材料高を受けての値上げも浸透し、最高純益を更新する見込みだ。
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