バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイの最新投資銘柄リストを徹底解剖。
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さらばTSMC──。著名投資家、ウォーレン・バフェット氏が動き始めた。
同氏率いるアメリカの投資会社バークシャー・ハサウェイは5月、2023年3月末の保有銘柄リストをアメリカ証券取引委員会(SEC)に提出した。同リストによると、半導体受託生産で世界最大手、台湾TSMCの保有株すべてを売却。その額は6億1770万ドル(2022年末時点の時価評価額ベース)に上った。
バークシャーは2022年7〜9月期に、TSMC株を41億1700万ドル(時価評価額ベース)で購入。だが、米中関係の悪化による台湾リスクの高まりとともに、徐々に放出。同氏は5月に開いたバークシャーの年次株主総会で、「台湾より日本への投資により前向きだ」といった主旨の発言をしていた。その姿勢が今回の全株売却につながったとみられる。
資金を投じた主な銘柄はアップル
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