バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイの最新投資銘柄リストを徹底解剖。

(写真:Ruth Fremson/The New York Times)
6月12日発売の『週刊東洋経済』では「3万円時代に勝てる株 株の道場」を特集。16日発売の『会社四季報』夏号では全上場企業平均の営業利益は8.9%増と業績が順調。いち早く四季報を駆使して各種ランキングを作成し、上値余地の大きい銘柄をリストアップ。33年ぶりの大波に乗って欲しい。
さらばTSMC──。著名投資家、ウォーレン・バフェット氏が動き始めた。
同氏率いるアメリカの投資会社バークシャー・ハサウェイは5月、2023年3月末の保有銘柄リストをアメリカ証券取引委員会(SEC)に提出した。同リストによると、半導体受託生産で世界最大手、台湾TSMCの保有株すべてを売却。その額は6億1770万ドル(2022年末時点の時価評価額ベース)に上った。
バークシャーは2022年7〜9月期に、TSMC株を41億1700万ドル(時価評価額ベース)で購入。だが、米中関係の悪化による台湾リスクの高まりとともに、徐々に放出。同氏は5月に開いたバークシャーの年次株主総会で、「台湾より日本への投資により前向きだ」といった主旨の発言をしていた。その姿勢が今回の全株売却につながったとみられる。
資金を投じた主な銘柄はアップル
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら