アメリカでは景気の悪化と株価の下落が懸念されています。日本株にもツレ安の心配があります。そんな中でも底堅い投資戦略を探りました。
6月12日発売の『週刊東洋経済』では「3万円時代に勝てる株 株の道場」を特集。16日発売の『会社四季報』夏号では全上場企業平均の営業利益は8.9%増と業績が順調。いち早く四季報を駆使して各種ランキングを作成し、上値余地の大きい銘柄をリストアップ。33年ぶりの大波に乗って欲しい。
世界景気の後退が懸念されているのとは裏腹に、株式市場は高値水準が続いている。業績の悪化が懸念される中での上昇は大きな矛盾として映り、今後の調整のリスクを意識せざるをえないだろう。
とくにアメリカ市場は、景気減速局面にあるにもかかわらず足元では予想PERが上がるという異常な状況にある。現在の予想PERは約18倍と、新型コロナ禍前の過去平均である15倍を大きく上回る割高水準だ。
景気回復局面における将来の成長の織り込みとは異なり、見通しが悪化する局面での業績と株価の乖離の発生は極めて不健全である。遅かれ早かれ、この矛盾は是正される方向へと向かっていくだろう。
逃避先としては優秀
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