「それいい考えね! 人によってどうしてもお金を使ってしまうものがあるじゃない。そういう分野に金額の制限をかけるの!」
ジェヨンに続いて、ソナも言った。
項目別の利用限度を設定できる?
「それなら、消費計画を立てるとき、項目別に利用限度を設定できるプログラムを作ったらいいかも!」
ジェジュンが目を輝かせて叫んだ。
「わあ、こちら、ぶっつけ本番でプログラム開発を行っている実験経済部の現場です!」
ギョンホが楽しそうに言った。
「みんなで一緒に設計してみようよ! プログラムの技術的なことは僕がちょっと調べてみるから。毎日、昼休みに15分だけ集まって相談するってのはどう?」
夢がプログラマーのジェジュンがそう提案すると、みんな喜んで賛成した。それから数週間、実験経済部の生徒たちとナ先生は、昼休みのたびに集まって話し合い、クレジットカードの消費支出を管理できるアプリ「使用分野別 自己コントロール金融決済システム」と「自動貯蓄システム」を開発した。これで実験経済部の生徒たちは衝動買いの無駄遣いを減らし、貯金を増やすことを目指すのだった。
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