「英語が苦手な日本人」が話すときにまず犯すミス 頭の中で日本語→英語に変換する大問題

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たぶんこれを言うと「Oh, at a school?(学校で?)」とか質問されて、どこの英会話スクールかを答えて……と会話のキャッチボール が始まりますしね!そのときは、【主語】【動詞】【目的語】の3語で大体いけるので、シンプルに考えてください。

連想ゲームみたいな感じで大丈夫

「今日ここへどうやって来ましたか?」はどうでしょうか。ちょっと難易度が上がりますね。だって質問・過去・方法のトリプル! どうやってと、手段を聞いてるのでhowかな、でも、そのあとの疑問文の作り方がわからなくなって、焦るし、もう言うのを諦めたくなりますよね。

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はい、難しく考えない!「質問」と「how」の呪縛から解き放たれましょう。3 語で「You walked here?」ならどうですか?「ここに歩いて来た?」って聞けば、「No, I took a train」とか「No, I drove」とか、どうやってきたかの手段が聞き出せます。簡単でしょ !?

言いたいことの言い方がわからなければ、連想ゲームみたいな感じで回り込んで、噛み砕いて同じ意味のことをちがう言い方で言えばいいだけ。それも、中学校で習った英語の文法に、中学で習った英単語を使って、です。

英語って意外にすっごく簡単で短い文体で通じちゃうんです。もちろんレベルがあがってきたら、もう少し長い文章を作れるようになりますし、かっこいい言い方とか、賢そうな言い回しも使えるように増やしていけばいいだけ。

でも、まずコミュニケーションを円滑に進めたいなら、できるだけ簡単に、そして日本語訳にこだわらない。それが一番の英語で話せるようになる近道なんじゃないかなって思います。

岩田 リョウコ 文筆業、イラストレーター

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いわた りょうこ / Ryouko Iwata

1979年生まれ。在米中の2015年にアメリカで出版した『COFFEE GIVES ME SUPERPOWERS』は、アメリカ・アマゾンランキングで1位を獲得。世界5カ国で翻訳出版されている。コーヒーのほか、サウナ、映画の連載を執筆。サウナ好きが高じてフィンランド政府観光局フィンランドサウナアンバサダーに任命される。

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