5月22日発売の『週刊東洋経済』は「アニメ 熱狂のカラクリ」を特集。この10年で市場規模は2倍となり、今の日本には数少ない成長産業となったアニメ。動画配信の普及もあり世界中でアニメファンが急増する中、沸騰するビジネスの最新事情や、根深い課題を深掘りしています。
あまり語ってこなかったが、オタクという言葉が広まる前からオタクだった。子どもの頃は映画少年で、映画館にこもって同じ作品を何度も見続けるようなタイプ。テレビと併せて年間100本以上見ていたと思う。
その延長線上でアニメも好きだった。『宇宙戦艦ヤマト』の映画シリーズは思い出深い。忘れられないのは中学3年生のときテレビ放送が始まった『機動戦士ガンダム』(1979年)だ。
私は初回から毎週欠かさず見ていた。スピード感が従来のアニメとは違ったし、ディテールが際立っていた。しかも主人公のアムロ・レイはマイコン好き、オタク気質の少年だ。非常に親近感を持った。
初回から見続けた『機動戦士ガンダム』
テーマは地球連邦政府からの独立戦争。敵は必ずしも悪ではない。宇宙人や怪物などの外敵ではなく、人間同士の戦いを描いた点も新鮮だった。
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