日立はこのルマーダビジネスを大きく成長させようと目論んでいる。2022年度は1.96兆円だった売上高を、2024年度には2.65兆円にする計画だ。これが達成できれば、日立全体の売上高の3分の1、利益の4割強を担うことになる。
ルマーダビジネスの拡大を加速するために何が必要か。小島啓二社長は「必要になるのは実績とデータ。データやナレッジをいかに大きくしていけるかが勝負だ」と話す。実績データを蓄積し、ビジネスに携わる人材をAIに置き換えていければ、事業拡大の制約が緩和されるからだ。
ルマーダの案件積み上げは着々と進んできている。2018年度は650件だった導入事例は、2022年度に1330件と倍以上に。その業種は日立が従来得意としてきた製造業にとどまらず、小売業など多岐にわたっている。
この記事は有料会員限定です
残り 1229文字
