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「空港ホテル」が観光の拠点に変貌する納得の理由 利便性が高まり、楽しみも多いことで需要急増

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空港に直結・隣接するホテルが観光の拠点に変貌。

「ヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港」の客室
「ヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港」の客室(写真:筆者撮影)

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せきを切ったように押し寄せるインバウンド。彼らを囲い込むべく、ホテルは高級化路線を強化している。『週刊東洋経済』5月8日(月)発売号では「ホテル富裕層争奪戦」を特集。ブルガリホテルの全貌、帝国ホテルの逆襲、現場の人手不足や耐震改修が必要なホテルなど、ホテルの「光と影」をリポートする。
週刊東洋経済 2023年5/13号[雑誌](ホテル 富裕層争奪戦)
『週刊東洋経済 2023年5/13号[雑誌](ホテル 富裕層争奪戦)』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

空港直結のエアポートホテルが注目を集めている。昨年12月21日、羽田空港第3ターミナルに直結するエアポートホテル「ヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港」と「ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港」が開業した。国際線が発着する第3ターミナルから外に出ないでホテルにチェックインでき、便利だ。

外国人観光客(インバウンド)の政府目標は2030年に6000万人。空港ターミナルに直結、あるいは空港に隣接するホテルの需要が高まることは間違いない。

こうした空港ホテルの活用法に最近は変化が見られる。以前は飛行機利用の直前や直後の1泊のみの利用が中心だったが、最近は2泊以上滞在する人が増えている。観光の拠点として活用する流れだ。

早朝の利用客にも便利

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