せきを切ったように押し寄せるインバウンド。彼らを囲い込むべく、ホテルは高級化路線を強化している。『週刊東洋経済』5月8日(月)発売号では「ホテル富裕層争奪戦」を特集。ブルガリホテルの全貌、帝国ホテルの逆襲、現場の人手不足や耐震改修が必要なホテルなど、ホテルの「光と影」をリポートする。
コロナ禍後、ホテルでの滞在時間を楽しむ志向が強まり、高級ホテルほど高くない料金でありながら、「プチぜいたく」を味わえるホテルが人気となっている。
ここでは筆者が滞在したホテルのうち、1人1泊2万円以下で利用できるホテルを7つ厳選した。ほかのホテルと一線を画す特徴的なサービス・施設を堪能できる。
まずは朝食のおいしいホテルを2つ。コロナ禍に入った2020年春、多くの宿泊施設はビュッフェ形式の朝食をやめ、固定メニューの朝定食スタイルに変更した。最大の理由は廃棄ロスを減らすことだ。その際、朝食の質を下げたホテルの顧客満足度は下がり、朝食を重要視したホテルの満足度は上がった。コロナ禍で観光の機会が減りホテルでの滞在時間が増えたため、朝食の重要性が一段と高まった。
世界各地の港町をイメージした朝食ビュッフェ
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら