セグメントに基づくAIの確率的評価は、憲法13条の個人の尊重と矛盾しうる側面もある。さらにディープラーニングのような複雑な学習方法を用いると、AIの判断は人間には理解できなくなるというブラックボックス問題が生じる。
バイアスの中身がわからない「GPT-4」
AIに低い評価をされた人になぜそうなったのかの理由が説明されず、個人が再挑戦の機会を失って社会的に排除され続けるという事態も生じるかもしれない。いわゆる「バーチャルスラム」だ。憲法の精神からいって、これは避けなければならない。
ウェブサイト上のいわゆるクッキー情報を使ったプロファイリングのみならず、今後はメタバースが広がりヘッドギアをつけてVR(仮想現実)空間に没入するようになれば、アイトラッキングといった視線分析や脳波測定まで行えるようになるだろう。政治からマーケティングまで、今や幅広い領域で人々の「認知」が標的となり、その手法も日増しに高度化している。
――AIを用いたプロファイリングについては、「ChatGPT」のような生成AIでも問題になるのでしょうか。
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