メルカリはここ数年、フリマアプリをテコに金融事業を強化してきた。2019年にはスマホコード決済事業のメルペイ、2022年11月にはクレジットカード事業のメルカードを展開している。フリマアプリ内の自社決算手段の割合を増やしたり、ポイント還元施策で出品・購入を促進したりと相互に成長を促してきた。
暗号資産事業にも、フリマアプリの成長を後押しする役割がある。ビットコインに魅力を感じたユーザーがアプリ内で出品を増加させることや、取引や値動きの確認のためにアプリのログイン回数を向上させることを見込んでいる。さらに「ユーザーの受け入れ状況を見ながら、暗号資産で購入可能なNFTのサービス拡充なども検討していく」(中村氏)。
メルカリユーザーが暗号資産に慣れていけば、フリマアプリは不要品のみならず、デジタル上のNFTの売買までできるプラットフォームにまで成長できる可能性があると期待を寄せる。
「怪しい」イメージがこびりつく
とはいえ、国内の暗号資産に対する不信感はかなり強いのが現状だ。
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