英語のオンライン会議を上手にこなす6つの心得 聞き取れなかったときのフレーズの暗記が大事

急に海外とのオンラインミーティングに参加することになった方に向けて、心構えや失敗しないコツを解説したい。

パニックにならないようにしっかりと対策を立てておこう（写真：PIXTA）

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新型コロナ禍が発生して以来、オンラインミーティングが急増したが、オンラインミーティングには独特の難しさがある。相手の表情や場の雰囲気が読みづらい。ジェスチャーを使った意思疎通も難しい。要は対面よりもコミュニケーションのハードルが高いのである。日本語でも難しいのだから、英語ならなおさらだ。

そこで今回は、急に海外とのオンラインミーティングに参加することになった方に向けて、心構えや失敗しないコツを解説したい。実は英語力を伸ばすことに加えて、すぐに実践できる方法もいくつかある。明日から役立つノウハウを紹介するので、ぜひ最後まで読んでほしい。

事前の準備が大事

最初に、3つの心構えを紹介する。

1つ目は、オンラインミーティングは「仕事を前に進めるための手段」と意識することだ。あなた自身は「当たり前だろう」と思うかもしれない。しかし、ほかのメンバーは英語に気を取られ盲点になっている場合があるので、注意が必要だ。

「部下や同僚に下手な英語を聞かれたら恥ずかしい……」「相手の英語に反応できないと、仕事ができないと思われる……」など邪念が浮かぶことがある。「何のためにミーティングをするのか？」を忘れて、「どうやってミーティングをこなすか？」を意識してしまう。基本に立ち返り「仕事を前に進めるために何ができるか？」にフォーカスする。

2つ目は、準備が7割ということだ。