日本がエリート外国人の職場に選ばれる為の条件 就労ビザの発給条件を緩め、人材獲得合戦に参戦

✎ 1〜 ✎ 88 ✎ 89 ✎ 90 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

仕事の面だけではない。子供の教育においても問題がある。英語で教育をする学校が日本では少ない。外国人の子供に日本語を学ぶ学ばせることが考えられるが、その体制も十分ではない。

したがって、これらを補うだけの給与面での厚遇が必要だが、それをオファーできるだろうか?

専門家の給与水準:日本は最低

アメリカの転職情報サイトlevels fyiが公表しているPay Report 2022は、2022年末時点におけるソフトウェアエンジニアの年間報酬の中間値を、世界の主要都市別に示している(以下の数字は、基本給のほかにストックオプション、ボーナスを含む)。

東京の値は6.9万ドル(1ドル=130円では、897万円)だ。

ところが、外国の値は、軒並みこれより高い。

アメリカでは、サンフランシスコが23.4万ドル(同3042万円)、ニューヨークが18.7万ドル(同2431万円)など、非常に高い。

ヨーロッパでは、チューリッヒが17.8万ドル(同2314万円)、ロンドンが11.6万ドル(同1508万円)、ダブリンが11.2万ドル(同1456万円)など。

アジアでは、シンガポールは9万ドル(同1170万円)、香港は8.5万ドル(同1105万円)で、東京より2〜3割程度高い。ソウルは8.3万ドル(同1079万円)で、東京の1.2倍、上海は8.6万ドル(同1118万円)で、東京の1.25倍だ。シドニーは11.2万ドル(同1456万円)だ。

このレポートにある都市で日本より低いのは、インド、バンガロールの3.7万ドル(同481万円)だけしかない。

先進国の中では、東京の給与水準は、例外的に低いのである。

しかも、主要都市の多くで、英語で仕事ができ、生活できる。

次ページコンピュータサイエンス分野での大学ランキング
関連記事
トピックボードAD
政治・経済の人気記事