手取り16万、3年で500万円を貯めた会社員の習慣 「これ以上働きたくない」が強い原動力に

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変動費の5万円は、予算の金額こそきちんと設定しているものの、その内訳は比較的自由。食費にいくら、娯楽費にいくら、日用品にいくらなど、細かい数字は設定していない。項目ごとに予算を設けると、面倒が増え、挫折につながるからだ。

お財布で管理している項目だけを毎月記録し、変動費はトータルで5万円を超えないように調整しながら支出する(写真:週刊女性PRIME)

「趣味の舞台を見に行く月は、チケット代や交通費がかかる分、ほかの項目で少し調整。5万円を超えないようにしているのと同時に、月5万円はギリギリまで使い切って、暮らしを楽しんでいます」

予算オーバーしないために行っていることは「毎日、ゆるっと家計簿を記録する」だけ。家計簿アプリ「Zaim」は、その日に支払った分のレシートを撮影すれば、支出を自動で記録してくれるスグレモノ。

「どのくらい使っているかを勝手に計算してくれるので、“今日使いすぎたから、明日からは控えよう”など、予算の調整がしやすいです」

コンサートのチケット代の支払いなど、大きな出費の予定があるときは、支払い額が決まった時点で先回りして家計簿アプリに入力。予算を超えないよう、支出の把握に努めている。

メリハリ出費で節約のストレスをためない!

さらに、節約のストレスを抱えないため“お金を使う日・使わない日”のメリハリを意識。会社帰りに惰性で飲んでいたコーヒーなどをやめたら、自然と平日はノーマネーデーに。そのかわり、休日はある程度、自由にお金を使い“ご褒美デー”にしている。

「以前は、買い物をするときも値段で選んでいました。安いから買っちゃうとか(笑)。でも、今は、それにお金を使うことで生活が楽しくなるかどうかを重要視しています。そこを大切にすれば、節約中でも我慢している気持ちがなくなり、逆に暮らしの満足度が上がります!」

ゆるーく続けるために【もけけ流“しない”ルール5】

《1》光熱費は切り詰めない

 過ごしやすい住環境にすることで節約に。大好きなお風呂も我慢しない

《2》目標金額を定めない

 目標を作ると無理して頑張ってしまいがち。継続の足かせになる

《3》モノは値段で選ばない

 不用品を増やすだけでなく、お金を使ったときの満足感も低い

《4》ストック買いはしない

 買うのは今必要な量のみ。必要以上あると大切に使わなくなる

《5》家具は増やさない

 特に収納家具はNG。置く場所があると不要なものが増える

「部屋をスッキリさせると、この状態を保ちたくなるので、無駄な物を買う気が起きなくなります(笑)」(「手取り16万の節約生活」より)(写真:週刊女性PRIME)
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