離婚する勇気がないならば、夫が亡くなるのを見届けてから、自分用のお墓を別につくるのが現実的かなと思います。
もし、お子さんがいるなら、子どもの同意は得ておきたいもの。お墓を守るのはお子さんたちの役目になるので、子どもの意見を聞いてから決めるべきです。子どもの了解がとれたら、自分用のお墓をつくる。お墓を持たなくてもいいのであれば海洋散骨や樹木葬などの選択肢もあります。
夫が亡くなるのを待っていたら、自分も歳をとって動けなくなりそう……。そう思うのであれば、こっそりお墓を準備しておくのもアリかとは思います。
70歳過ぎて離婚する人も
でもね、夫や夫の親族と一緒の墓に入りたくないってことは、相当、相手のことが嫌なんだと思うんですよ。普通に考えたら離婚すべき事案です。
実は私の母も夫と同じ墓に入るのは嫌だと言って、70歳を過ぎて離婚したんです。それは本人の幸せにとってよい選択だったと思います。残りの人生を我慢して暮らすのか、それとも離婚してスッキリするのか、どちらかだと思います。
女性は歳を重ねるごとに男性ホルモンが優位になるため、やる気や判断力が上がって、新たに仕事を始める人も多いです。有能なら、責任者などのポジションを得る人もいるでしょう。奥さんはきっとそのタイプなんだと思います。
本当は働きたかったけど、あなたや子どものために我慢してきたのなら、「今は妻が外で活躍する番なのだ」と思って見方を変えてみてはいかがでしょう。
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