年齢別「女性の年収が高い企業」30社ランキング 女性年収は「倍増する企業」も「減る企業」もある
集計条件を満たしたのは497社でした。そのうち、30歳時の想定年収で1位は野村総合研究所、2位は電通、3位はP&Gジャパンという結果となりました。
また、ランキング全体を見渡すと、製薬や自動車のようなメーカー系や、金融・証券などの企業のランクインが目立ちました。
「高収入女性」の生の声
実際に働いた女性社員が投稿した「年収・給与」のクチコミを見てみると、「フラットな評価制度」や「定期的な昇給」を評価する声が多く見られました。一方で、ランクイン企業の多くは「待遇面の満足度」が非常に高く、「福利厚生などが手厚い」といった声も多く上がっていました。
「毎年必ず昇給する。昇格する場合は、1つ上がるごとに月に3万円の基本給アップとなる。賞与の割合がかなり高く、大体年間で9ヶ月分の賞与が出る。給与に不満を持つ社員は少ないのではと思う」(野村総合研究所、本社、女性)
「1年ごとの評価会議で決められるランクが基本給に反映されます。賞与は基本は業績連動です。急にひかれたリモートワークに応じた特別手当などもでるのは、金額さておき臨機応変だなと思います。数年前から新たな評価制度が導入され、若くしてマネ職になる人材も登場しています」(電通、営業職、女性)
「賞与、昇給、手当、福利厚生は素晴らしく整っております。結果を残せばキチンと評価をして頂き給与という形で表されます。そこがとても嬉しくもあり成績表のようなものです。自分でも頑張ったプロジェクト、そうではなかったプロジェクトよく分かっておりますので自分がみた評価と会社がみた評価はとても比例しており納得いくものでした」(P&Gジャパン、企画、女性)
「待遇差はなく、男性と平等に扱われる。男性も育休や育児関連(お迎え、入園式等)の中抜けや有給取得をする人が多く、お互いの事情を理解した上でカバーし合っているので女性も出産育児による休暇取得や時短などに負い目を感じることなく働きやすい」(PwCコンサルティング、コンサルタント、女性)
「入社3年目までは年収400万程度。その後、役職等によって昇給し、営業成績がよければボーナスに反映する。女性でもそれなりに評価されます。以前はとにかく数字ができる社員が評価されていたが、最近はコンプライアンス、部下への教育姿勢などもしっかり評価の対象となっていた」(野村證券、営業、女性)
「新卒1〜2年でも年収500〜600万はいきます。また営業の場合は家賃手当も手厚く、家賃の9割を負担してくれます。今後は営業手当の廃止等の懸念はありますが、一般的な会社よりは高水準です。半年に一度上長と相談して目標を定めます。定量定性の両面でフラットに評価してくれていました」(アステラス製薬、営業、女性)
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