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「目を洗ってはいけない」眼科医が断言する理由 涙の層を正常に保つのが角膜を守る最善の策

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  • 深作 秀春 眼科専門医、深作眼科院長
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目は開いているときはつねに外界と直接接触している繊細な臓器です。目を防御しているのは涙だけ。涙は油層と水層とムチン層からなり、この3層で角膜の透明性と平滑性を保っています。この3層の成分を洗い流すのは、脳から頭蓋骨などをはずしてむき出しの状況にしているのと同じです。洗眼はそのくらい危険なことなのです。

洗眼液で洗うのは百害あって一利なし!

プールの洗眼器で目を洗う習慣はもちろん、花粉症対策にカップに入れた洗眼液で目を洗う製品まで出てきて冗談かと思いました。大切な涙を洗い流し、無菌とは言えない水道水や洗眼液で洗うのは百害あって一利なし。目を洗うのは、ゴミや薬物などが入ったときだけです。

(出所)『視力を失わないために今すぐできること』

水泳時はゴーグルをつけ、花粉対策には防塵メガネなどを。マイボーム腺の詰まりの原因になるアイシャドーなどは控えめに。コンタクトを長くつけていると涙の酸素不足で角膜障害を起こすので装用は8時間以内に。涙の層を正常に保つのが角膜を守る最善の策です。

POINT! 涙は最も重要な目の保護層。水道水や洗眼液で貴重な涙を失わないで

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【目のためにとりたい緑黄色野菜の色素】

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