保護者向け、2022年がよくわかる「最も読まれた記事」トップ10 中学受験から不登校、ギフテッド、海外進学まで

世界で活躍できる子どもの育て方や日常の学習のコツ
大分県の公立高校から独学で米ハーバード大学に現役合格し、首席で卒業。さらには世界最高峰のジュリアード音楽院も首席で卒業したバイオリニストの廣津留すみれさんをご存じだろうか?
そのすみれさんを地方の公立校から、いっさい塾に通わせず、海外トップクラスの大学へと導いた母親の廣津留真理さんに取材した「18年間『公立・塾なし・留学経験ゼロ』でハーバード入学させた母が語る、子育てと学習法」は、TwitterなどのSNSを含めて広く拡散された記事だ。
すみれさんが巣立った現在、真理さんは自らが開発した「ひろつる式」英語指導法を基に全国の学生を対象にオンラインのディリーゴ英語教室を運営するほか、一般社団法人「Summer in JAPAN」代表理事として、毎年大分でグローバル人材を育成するためのサマースクールなども開催している。記事では、そんな真理さんに世界で活躍できる子どもの育て方や日常の学習のコツなどについて聞いおり、たくさんのヒントを得られるに違いない。
生まれつき高い能力を持った子ども「ギフテッド」とは?
米ハーバード大学やスタンフォード大学など、日本の高校から海外大学へ進学する生徒が増えている。そうした中、大川翔さんは生まれつき高い能力を持った子ども、いわゆるギフテッドとしてカナダ政府に認定され、幼い頃から海外で学び続けている。
大川さんは親の仕事の関係で5歳でカナダへ渡航し、公立小学校に通っている9歳の時、カナダ政府にギフテッドと認定された。その後、12歳で公立高校に飛び級進学し、14歳の時にブリティッシュコロンビア大学(UBC)ほか、マギル大学、トロント大学などカナダの5つの大学に奨学金付きで合格し、2014年9月にUBCに入学。現在は、UBCで博士号を取得すべく大学院に通う22歳だ。
「大川翔、カナダ政府に『9歳でギフテッド認定』天才はどう勉強してきた?」では、実際にどのような人がギフテッドと認められるのか、どのようにしてギフテッドの能力は育まれるのか、大川さんの生い立ちや学習環境、今後の進路などについて聞いている。
授業が簡単すぎてつまらない「吹きこぼれ」に対するサポートへ
生まれつき特別な才能を持つ子どもたちの能力を伸ばすためのギフテッド教育の必要性が、日本でも叫ばれるようになっている。日本では「落ちこぼれ」の支援は手厚く行ってきた一方、授業が簡単すぎてつまらないといった「吹きこぼれ」に対するサポートは少ないからだ。
そんな中、ISAKジャパン代表理事の小林りん氏らが設立した一般社団法人Education Beyondは、多様化する教育ニーズに応えるため、米国のギフテッド教育の1つであるCenter for Talented Youth(CTY)の学習プログラムを日本で展開していくという。