この漫画で描かれているとおり、目標は「最低目標」と「最高目標」の2つで立てていく、という手法です。実際、多くの東大生が実践していた手法です。
最低限達成したいラインを「最低目標」、最高で達成したいラインを「最高目標」にして実践していくこの手法は、目標が2つあるのが特徴です。「点」で目標を設定するのではなく、その間の「線」で目標を設定することになります。
点の目標設定だと、「その目標をクリアできたかどうか」という思考になってしまいがちですが、線の目標設定だと「クリアは前提で、どこまでできるか」という思考をすることになり、少なくとも「達成できなくて気分が落ち込む」ということはないわけです。
「最低でも30回は腹筋をしよう」「最低でも2時間は勉強しよう」「最低でも10ページは終わらせよう」と最低ラインが決まっている状態なら、「まったくやらない」ということが発生しなくなるのです。
テストの点も二重目標を設定する
この手法は何にでも応用できます。毎日の進めたい勉強のページ数や勉強時間、進めたい仕事の分量の数字に対して2つ目標を設定して「最低でも2件は終わらせる!行けたら4つ!」とするのもいいでしょう。
東大生はテストの点も二重目標を設定していることが多いです。「80点取れたらいいけど、60点は最低取りたい」と、2つ目標点数を設定してその間の点数取れればいいと考えるわけですね。
また抽象的に「1年間でプログラミングがここまでできる状態になっているのが最低ラインで、教えられるようになる状態まで行くのが最高ラインかな」と考えるのもいいと思います。毎日の目標を作ってもいいですし、1カ月、1年、とスパンを長くしてもいいでしょう。
ということで、ぜひ二重目標を使って考えて行きましょう。また親御さんだったら、お子さんの勉強の目標なども二重で設定してあげるようにしていきましょう。「ここまでは最低限やってね、ここまでいけたらお菓子のご褒美だよ!」と。ぜひ実践してみてください!
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