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キャリア・教育 #生まれつきの才能は不要 東大「逆転合格」の作法

東大生が実践「三日坊主」すんなり克服する簡単技 「目標の立て方」を工夫するだけで大きく変わる

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  • 永田 耕作 現役東大生・ドラゴン桜チャンネル塾長
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(漫画:©︎三田紀房/コルク)

目標は「理想のかたまり」になりやすい

人間は目標がないと、なかなか行動できません。僕は、学生たちと話すことが多いのですが、いちばん多い悩みは「なんだか勉強のやる気が起きない」です。

そういうとき、「じゃあ昨日はどれくらいの時間勉強をする予定で、どれくらいの分量を終わらせなきゃいけなかったの?」と聞くと、たいてい答えられません。目標が設定されていないから、「どれくらい頑張らなければならないか」が不明瞭になっていて、うまくいかないことが多いのです。だから目標を立てることは、とても大事なことだといえるのです。

しかし、その目標の立て方というのがとても難しいのです。なぜなら目標を立てると「理想のかたまり」になってしまうからです。

「難しいかもしれないけれど、毎日50ページ終わらせたい!」「毎日、最低4時間は勉強したい!」と、高い目標ばかりを立ててしまいます。または、ゴールから逆算して「この目標に到達するためには何時間勉強しないといけない」というように目標を立てているので、現実的でないくらい高い目標になってしまっていることもしばしばあるわけです。そんな高い目標を立ててしまっていると、毎日続けるのはとても難しいです。

さらに人間は、ちょっとでもうまくいかないと、すべて嫌になってしまうことがあります。最初の2日は達成できても、3日目に達成できないと、「全然できない!」と感じて、4日目から「やること」自体をやめてしまう場合が多いわけです。

「毎日腹筋百回!」という目標を立てて、最初の2日間は達成できたのに、3日目には達成できそうにない……となったときに、人はなぜか「次は90回まではやろう」とはならず、「まったくやらない=0回」という選択を取ってしまいがちなのです。

でも、だからといって、簡単な目標にしすぎてしまうと、自分が本当にできる範囲を狭めてしまうことになってしまいます。人間は「15ページでいいや」といったら15ページしかできないものです。

目標は高く持ちたいけれど、しかし失敗してしまうと気分が落ち込んで、目標どおりにはできない……そういうことって多いと思います。だからこそおすすめなのが、二重目標です。

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【二重目標の詳細を解説】

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