小籔千豊さんが始めたゲーム配信で苦戦した事情 励ましの初コメントをしてくれたファンの正体

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先人のフォートナイト配信者の方々から、「名前を出さずによく頑張ってるよな、小籔。配信者として認めてやろう!」と言っていただけることを願ってやり出したものの、まずその方々に認知されるところまで行けるような気がまったくしない。口では「まぁここからですわ」とか言いながらも、ええ年したタレントがスタッフまで巻き込んだ上での一桁は、申し訳なさすぎて正直震えました。

このままチャンネル登録者数が増えなければ、スタッフがノーギャラ。これは由々しき事態です。チャンネル登録者数を増やすため、収録ではなく生配信でフォートナイトをやってみることにしましたが……。

暗闇に差した光明

フォートナイト下手くそおじさん、起死回生の生配信が始まりました。この頃の動画の再生回数は20回前後。見ているのは身内ばかりです。ここだけの話、僕も何回も再生していました。そんな状況なので、生配信をやり始めたものの同時視聴者数がまあ少ない。見ている人は大体2人です。
2人と表示されても、1人はコメントチェック用の僕のスマホ、もう1人はスタッフの確認用……つまり、実際はゼロ。誰も見ていないということです。

誰も見ていない状態の生配信は、ただの電気の浪費。それをわかっていてもしゃべらないといけない。変な感じでした。

「誰かぁー!」と叫んでも、誰にも届きません。たまに〈フォートナイト〉と検索した人なのか、〈生配信〉と検索した人なのか、視聴者数が5人とか6人になることもありました。「おぉ!」と思ったのも束の間、すぐに2人や3人に戻ります。まったく人気なし。誰も知らない。一瞬見ても、下手やしおもんないし、すぐどっか行く。

(やっぱり名前を明かしときゃよかったんかな……そしたら2、3人ゆーことはなかったかも……)

僕の脳裏にあの日の、メキシコ風の担当社員の顔が浮かびました。

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