お好み焼き「道とん堀」"2つのナゾ"の意外な真相 シンボルマークの"たぬき"にも意外な理由が
街中で見かける、たぬきのロゴでおなじみのレストラン「お好み焼き道とん堀」。全国に200店舗以上、海外に12店舗を展開するフランチャイズチェーンだ。
「道とん堀」に来店した人がまず驚くことといえば、入店時や注文時に「ぽんぽこぽん!」という、ナゾの掛け声で接客をしてくれることだ。その掛け声の威勢のよさに圧倒される人も多いだろう。
この独特の掛け声のほか、ロゴマークがたぬきであったりと、何かと不思議の多い「道とん堀」。そこで同社経営企画本部の吉岡亜紀さんにこれらのナゾについて聞いてみた。
苦労だらけだった第1号店とたぬき誕生秘話
「お好み焼き道とん堀」が生まれたのは今から32年前の1990年。お好み焼きと言えば大阪か広島を連想するが、「道とん堀」の発祥は東京都福生市。当時26歳だった創業者が設立した第1号店は、コネも実績もないなかでなんとか立ち上げた店だったという。
「創業当初は銀行や信用金庫などでお金を借りて、なんとか直営店を作ったと聞きます。当時は従業員も少なく、創業者自らビラ配りなどの営業に勤しみました。オープン当日にはお花を自ら準備したものの台風ですべて吹き飛んでしまったなど、さまざまな苦労があったそうです」
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