東洋経済オンラインとは
ビジネス

ユーザーに嫌われないSNS広告の新しい潮流 掲載媒体に溶け込む「インフィード広告」に支持

4分で読める
  • 広瀬 安彦 野村総合研究所 エキスパート研究員
2/2 PAGES

つまり、広告が掲載される媒体の記事・コンテンツの「見出しと同じ見た目」を持ったもの(インフィード広告)であれば、広告枠内に「広告(もしくはPR、AD)」と表記されていて、クリックした後も「資料請求画面」や「商品購入ページ」といった見出しとは別のものにリンクするのではなく、「見出しの内容と整合した」記事・コンテンツにリンクするということです。

それでは、なぜインフィード広告が主流になったのでしょうか。その背景には、ユーザーの利用体験(CX)を妨げるさまざまな広告が横行していたことが挙げられます。たとえば、次のようなものです。

・消費者に気づかれないよう、一般的な記事や投稿を装った広告

・第三者提供されたCookieを使い、ユーザーを「追いかける」広告

『図解即戦力 SNS担当者の実務と知識がこれ1冊でしっかりわかる教科書』(技術評論社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

記事だと思ってクリックしたページが、よく読むと広告やプロモーションのページだったことや、訪問したサイトから別のサイトに移ったにもかかわらず、同じバナー広告が延々と表示され続けるといった経験は、おそらく誰にでもあるでしょう。

また皆さんも、どこかのサイトで入力した情報や、検索サイトで調べた内容などが広告の表示に使われているのでは?と感じたことがあるかもしれません。

今でもそのようなことは横行しています。その反動として、掲載される媒体の文脈に上手く溶け込むことができるインフィード広告に支持が集まりました。また、広告としての効果も高かったということでしょう。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象