社員口コミ・転職就職サイト「オープンワーク」が2023年卒生の検索動向から集計したランキングによると、東京大学や京都大学ではアクセンチュアが2位、早稲田大学・慶応大学では首位に立った。
難関大学の学生にとっての「勝ち組」ルートは、コンサルティング会社に就職すること。実際にコンサル業界への関心はかなり高い。
社員口コミ・転職就職サイトのオープンワークが2023年卒生(現大学4年生、大学院2年生)の企業の検索動向などから集計した、「2023卒就活生が選ぶ就職注目企業ランキング【大学別編】」によると、東京大学や京都大学、早稲田大学・慶応大学のランキングではコンサル会社が軒並み上位だ(学生が注目する企業ランキングは次ページ)。
キャリアアップには1社目選びが最重要
この背景には、待遇もあるが、難関大の学生の間で広がっている“ファーストキャリア”の考え方もある。
終身雇用が事実上崩壊する中、今後の転職に備えて、キャリアアップに有利な1社目選びが最重要になっているのだ。
オープンワークの堀本修平執行役員は「ファーストキャリアにふさわしい1社目を考えた際、汎用性の高いスキルや経験が得られるコンサル会社は、就活生にとって非常に魅力的となった」と分析する。また優秀な人間に囲まれることで、無駄なく早く成長できるという、計算高いメリットもあるようだ。
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