習演説は中国経済の2大リスクに打開策を示さず ゼロコロナからの経済活動再開は23年2Qに

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コロナからの経済活動再開が23年第2四半期にずれ込み

ゴールドマン・サックス・グループのエコノミストらは、今回の党大会が「重要な政策変更の転換点にはならない可能性がある」とリポートで指摘。ゼロコロナ政策からの経済活動再開が少なくとも2023年第2四半期にずれ込み、「段階的に実行される」公算が大きいと予想する。

中国政府は不動産開発会社への貸し付け拡大を金融機関に促し、住宅購入の制限を和らげるよう地方政府に働き掛けることで住宅市場の安定を図ろうとしているが、同セクターの規制強化が必要という中央政府のスタンス緩和や、市場の著しい回復を予測するエコノミストはごくわずかだ。

ジョーンズ・ラング・ラサールの龐溟チーフエコノミストは習氏演説のテキストについて、「住宅価格の過度な急上昇を阻止する目標が差し当たり達成された」ことを示すと分析した。

原題:Xi Gives Little Reassurance China’s Main Economic Risks to Ease(抜粋)

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著者:Bloomberg News

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