SPY×FAMILY「録画失敗」がトレンド入りした経緯 テレ東が痛恨失態でプチ炎上、納得の4大要因
2022年10月8日、ツイッターのトレンド(投稿数が多い単語)に「録画失敗」が入った。
その理由は、テレビ東京系で放送されているアニメ『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』が、世界卓球の中継で放送時間が変更となり、多くの視聴者が録画予約を失敗したため。
タイムラインは視聴者からの怒号や落胆の声であふれ、「録画失敗」のトレンド入りも、このような背景ゆえの現象だった。
『SPY×FAMILY』とテレ東伝説
『SPY×FAMILY』(作:遠藤達哉さん)は、マンガ配信サービス「少年ジャンプ+(プラス)」の人気作品だ。
4〜6月のアニメ1期に続いて、10月1日から2期が始まり、8日は第2話だった。通常は23時からの放送だが、開始時刻が不確定のため、番組公式ツイッターなどでは「随時、番組表に反映」とアナウンスされていた。
その後、いったん23時50分開始となったが、最終的に23時26分のスタートへ。直前に前倒しされた結果、録画機器によっては、正しい開始時間を追尾できなかったようだ。
同作はBSテレ東や、各種動画ストリーミングサービスなどでも配信しているが、地上波での再放送を求める声が相次ぎ、テレ東広報局は10日、再放送を検討中だと発表。その翌11日、15日1時23分から再放送すると発表した。
他の民放テレビ局と比べると、テレ東は比較的ネットユーザーに愛されている傾向にある。ではどうして、今回の『SPY×FAMILY』は「炎上」してしまったのだろうか。
テレ東が愛される理由を探りながら、原因を考えていきたい。
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