極東開発工業はダンプトラック等製造の横浜工場で通常稼働ができない状況、生産振り替えの可能性も【震災関連速報】
特装車大手の極東開発工業は15日、東日本大震災の影響を受け、横浜工場(神奈川県大和市)で通常の稼働ができない状況にあることを明らかにした。公共交通機関の混乱で出勤の難しい従業員がいるため。計画停電も影響している。
横浜工場では、ダンプトラックや脱着ボデー車、一台積み車両運搬車などを生産している。ここ数年で、横浜工場にダンプトラックの製造集約を行った経緯もあり、稼働が低水準の状況が長引けば、名古屋や兵庫の自社工場へ生産振り替えを行う可能性もある。
また、仙台営業所(宮城県仙台市宮城野区)では壁にひびが入り、ロッカーが倒壊するなどの損傷が生じているとの情報を得ており、本社(兵庫県西宮市)等で情報収集に全力を挙げている。
(前野 裕香 =東洋経済オンライン)
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら