斬新アイデアが満載の軽キャンパー最旬トレンド 2022年大注目キャンピングカースタイルを探る

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軽自動車キャンピングカー
今回は、東京キャンピングカーショー2022や東京キャンピングカーショー2022から気になった軽自動車ベースのキャンピングカーを紹介する(筆者撮影)

アウトドア・ブームが盛り上がる中、比較的リーズナブルな価格で購入できる軽自動車ベースのキャンピングカーも依然として人気が高い。若い年代では、1人でキャンプに出かける、いわゆるソロキャンプ向けに購入するユーザーも多い。また、子どもが独立し、仕事を引退したシニア層では、お遍路巡りや夫婦2人のクルマ旅などに選ぶユーザーも数多いなど、幅広い年代に支持を受けている。

そうした軽キャンピングカーは、近年、ニーズの高まりもあり、各キャンピングカー・メーカーからさまざまな工夫を凝らしたモデルが続々とリリースされている。軽自動車の狭い室内スペースを効率よく使うために独自の手法を盛り込んだモデル、家電など快適装備を投入したモデル、外観などに独自のスタイルを採用するタイプなど、まさに百花繚乱だ。いずれも、他メーカーのモデルと差別化を図ることで、可能な限り多くのニーズをつかむために、さまざまな趣向を凝らしている。

ここでは、そうした近年の軽キャンピングカーのなかでも、とくに斬新なアイデアや、時代のニーズにマッチさせた個性的なモデルを紹介する。ちなみに今回紹介するモデル群は、「東京キャンピングカーショー2022(2022年7月23~24日・東京ビッグサイト)」や「アソモビ2022 in Makuhari(2022年8月6~7日・幕張メッセ)」で取材した車両からピックアップしている。

女性におすすめ!メティオ「ハイゼットカーゴ」

ラクネル・リリイ ハイゼットカーゴver.
東京キャンピングカーショー2022に出展されていたメティオの「ラクネル・リリイ ハイゼットカーゴver.」(筆者撮影)

まずは、東京キャンピングカーショー2022に出展された車両の中から、注目のモデルをいくつか紹介しよう。埼玉県を拠点とするメーカー「メティオ」では、ダイハツの軽商用バン「ハイゼットカーゴ」をベースとした新作「ラクネル・リリイ ハイゼットカーゴver.」を展示した。2021年12月にフルモデルチェンジを受けて登場した新型ハイゼットカーゴの車中泊仕様だ。

中級グレードの「クルーズ」2WDをベースとする当モデルは、同社担当者によれば、「女性ユーザー」が主なターゲットだという。近年は、女子会キャンプなどでアウトドアを楽しむユーザーが増加していることで、当モデルを開発したという。また、新型のハイゼットカーゴは、荷室がかなり広くなったことや、比較的ベース車の価格が安い(104万5000円~160万6000円)ということで、キャンピングカーとしても注目度が高いことも開発した背景にあるという。

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