エリート女性が職場でやらかす「3つのダメ行動」 覚えておくときっと役立つ「ま・ほ・う」の原則

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まず、「プライドを守るための嘘」ですが、これは「わかっているフリ」「できるフリ」。どの業界も速いスピードで大きく市場環境が変化している今、上層部に蓄積された知識や経験がまったく役に立たないということは当然起こり得ます。管理職になってしまえば現場の手触り感からも遠のいていき、自分の知見を超えたところで意思決定をしなければならないことに。

そんなとき、責任感の強い人ほど「上司だから」とわかったフリをしてしまう。すると重大な判断ミスにつながります。

すべてを上長が把握してコントロールするワンマン型のリーダーシップは現代においてはリスクが高い。立場も年齢も性別も、もちろん人種も国籍も関係なく、プロとして信頼して頼れるところには素直に頼るシェア型のリーダーシップへの転換が必要です。

自分の判断を覆すとき、部下はしっかり見ている

「立場を守るための嘘」は「梯子はずし」。

昨日までOKしていた案件を、自分よりさらに上長の判断でNGにしなければならない局面が必ず出てきます。部下にしてみれば、きちんと相談・確認しながら社内も社外の方も巻き込んで進めていたわけですから、納得がいかない。

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こういうとき「あれ?そうだっけ」と忘れたフリをしたり、何らかの言い訳を用意する人が多いのですが、部下から見ればその上からのお達しであることはお見通しです。

後始末をしなければならないのは現場なわけですし、お達しが理不尽なものであったとしても、上司が正直に「ごめん!」と言ってくれる人であるかどうかが、部下にとっては信頼を置けるかどうかの分かれ目。

子どものころから学級委員や部活の部長をして、先生のお気に入りポジションをキープしていた女性ほどこれが苦手な傾向にあるようで、最終的には「会社がこう言っているんだからこうしてください」的な紋切り口調になりがちです。自分がうまく上を説得できなかった、部下をかばえなかった、ということに対してはきっちり謝らないと、部下の気持ちは離れてしまいます。

会社は人間の集まりですし、自分も部下も完璧ではありません。旧来の「リーダー像」や「会社員としての正しい姿」に自分を無理に当てはめず、時代と環境にフィットした新しい管理職スタイルで、部下ストレスから自由になってもいいのではないでしょうか。

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