むしろ、ここで気持ちをぐっと落ち着かせて、自分で新しい知識を得たことが、あとから血肉となって勝てる投資家への土台になります。
YouTubeやTwitterなどSNSの情報も同じです。見て、触って、考えて、自分なりに結論を出す──、このプロセスこそが非常に重要になります。
株式投資は兼業がお勧め!
いかがでしたでしょうか? あなたの心理状態は株式投資に向いていましたか?
ここで、これから株式投資を始めようと思っている人、とくにいつか専業投資家になりたいと思っている人に伝えたいことがあります。
安易に専業トレーダーになり、手元にある100万円を短期間で億越えしようと思ったら、かなり大きなリスクを取らなければなりません。
本来、株式投資というのは、堅実に資産運用をすることを前提にすれば、かなり着実にお金を増やせる仕組みです。それを、わざわざ成功確率の低いデイトレードに執着したり、レバレッジを大きくして投資をしていれば、大事故を起こすのは火を見るよりも明らかです。
だから、私自身もそうですが、副業的な兼業投資家をお勧めします。投資で半分、残りの半分を個人事業主や会社員として、安定した収入をあなたの資産に組み入れます。月々の安定収入も、立派な資産というわけです。担保はあなた自身です。公務員が銀行からお金を借りるのが有利と言われるのは、公務員の安定した収入が資産として評価されているからです。
また、専業投資家になると過度なプレッシャーによって、メンタルにダメージを受けやすくなります。
専業になった途端、これまでのような冷静なトレードができなくなり、資産を大きく失う投資家もいるほどです。それぐらい株式投資とあなたの心理というのは、切っても切れない間柄なわけです。
「投資だけで生活しようとするな」──、とくに若い人に強く言いたいアドバイスです。実際、投資だけで生活ができる人は、人生においてスリリングな生活が三度の飯より好きだったり、リスク耐性が人より高かったり、1つのことを極めるのに寝食忘れて没頭できたりと、特殊能力値の高い人です。性格と言ってもいいかもしれません。
今仕事をしている人は、コツコツと貯金して、そのお金を株式投資に回してください。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら