クラレは鹿島事業所の操業を停止。ポバール等の主力事業への影響は軽微

クラレは鹿島事業所の操業を停止。ポバール等の主力事業への影響は軽微

クラレは11日の東日本大震災を受けて、茨城県神栖市東和田の鹿島事業所の操業を停止している。同事業所で人的被害はないことは確認されたが、事業所内設備に損傷がないか現在調査中だ。現段階で損傷カ所は発見されていない。ただ操業に問題がないことが確認されたとしても再開は先という。「コンビナートから調達する原材料の供給メドがたっていない」(IR・広報部)ためだ。現段階では少なくとも数日中の操業再開は難しい見通しだ。

鹿島事業所はセプトンや合成ゴムなどの化学品を製造する拠点で、同社の主力商品であるポバール樹脂やエバールは製造していない。震災の影響で主力商品の需要減等の懸念は残るが、直接的な影響は受けない見通しだ。なお、同社の事業所は東京・千代田区の本社のほか、岡山県と新潟県にある。すべて東京電力の管轄外か計画停電の範囲外で、今回の震災の影響は軽微にとどまりそうだ。

(鈴木良英 =東洋経済オンライン)

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ブックス・レビュー
  • おとなたちには、わからない
  • 野口悠紀雄「経済最前線の先を見る」
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
ニセコ 熱狂リゾートの実像<br>開発に翻弄される小さな北の町

「パウダースノー」を求め、北海道のニセコに殺到する外国人客。その数は住民約2万人の14倍にも及びます。観光ばかりでなく、別荘が建ち不動産投資も活発化しましたが、地価高騰やインフラ整備負担による財政圧迫の問題も出ています。活況と苦悩の両面に迫りました。