ゼンショーは主要業態348店舗で営業停止、再開メドは不明【震災関連速報】
牛丼チェーン大手のゼンショーは、東日本巨大地震の影響を受け、関連地域の牛丼「すき家」168店、牛丼・親子丼「なか卯」33店、ファミリーレストラン「ココス」74店で営業を停止している。食材の運送や店舗の照明など、地域インフラ全体が打撃を受けているためだ。
「再開メドはわからない」(ゼンショー広報)というが、会社側は自社のホームページで、「お客様、お取引先様、従業員の安全を第一に、社会インフラとして機能すべく、本部、物流、製造が一丸となって、営業停止中の店舗については一刻も早い復旧をめざしています」とコメントしている。
関東地方の営業停止店舗は数店舗にとどまっているもよう。今後関東地方で予想されている計画停電による影響については、「基本的に営業する方針だが、商品によっては加熱が必要となるなど、提供できないものも想定される」(同)という。停電中の食材の衛生面は、氷を使うなどして万全を期す方針。
主力業態以外のファミレス「ビッグボーイ」、回転すし「はま寿司」などへの影響は現在精査中。「東洋経済オンライン」は業績予想を現状のまま据え置くが、今後、被害の状況や業績への影響が判明次第、順次予想を見直すことにする。
(二階堂 遼馬 =東洋経済オンライン)
《東洋経済・最新業績予想》
(百万円) 売 上 営業利益 経常利益 当期利益
連本2010.03 334,172 12,539 11,114 3,506
連本2011.03予 370,000 17,000 15,000 5,500
連本2012.03予 410,000 21,500 19,500 7,500
連中2010.09 184,510 7,440 6,313 2,031
連中2011.09予 195,000 9,500 8,400 3,800
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1株益¥ 1株配¥
連本2010.03 30.1 12
連本2011.03予 45.4 14
連本2012.03予 61.9 14
連中2010.09 16.8 7
連中2011.09予 31.4 7
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