お盆を家でのんびり過ごす人にお薦め「ゲーム」5選 どの作品も「こだわり」がすごすぎてのめり込む

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⑤ひきこもり少年が主人公のホラーRPG『OMORI』
画像は任天堂公式サイトより

『OMORI』はひきこもりを題材にしたホラーRPG。アメリカのゲームデベロッパー「OMOCAT」が制作しているのですが、日本のゲーム「MOTHER」シリーズや『ゆめにっき』から大きな影響を受けているであろう作品です。

本作では家にひきこもっている少年「オモリ」の生活が描かれるのですが、大きく2つのパートに分かれています。何かに恐れつつ友人たちと交流する現実世界パートと、昔の姿の友人たちと楽しく冒険する夢の世界パートで構成されているのです。

夢の世界は不思議で楽しい体験ばかり。トロッコに乗ってお姫様の城へ行ったり、苗の形をしたモグラたちが住む村へ行ったり、あるいは友人との思い出を振り返ったりと、いろいろな経験を楽しめます。

一方で、現実はつらく苦しいことばかり。オモリはひきこもって数年経過しているので、友人たちも少しずつ変わっていきますし、出会うのは好意的な人間ばかりではないのです。しかも、家の中で恐怖を感じるシーンもしばしばあります。

物語が最終局面に進むと、オモリがなぜひきこもっていたのか真相が明らかになっていきます。そしてプレイヤーの選択によって、彼が外の世界に出られるか否かが決まっていくのです。

・遊べるゲーム機:Xbox One、Xbox Series X|S、Nintendo Switch、PC
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渡邉 卓也 ゲームライター

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わたなべ たくや / Takuya Watanabe

いわゆるテレビゲームを専門にコラム・評論などの記事を書くライター。大学卒業後はサラリーマンになったが、満足にゲームを遊べない環境にいらだちを覚えて転身。さまざまなメディアにゲーム関連の記事を執筆。駄作に対して厳しく書いてしまうことでも知られる。

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