水戸本社のケーズホールディングスは地震の影響深刻、実態把握できない店舗も【震災関連速報】

水戸本社のケーズホールディングスは地震の影響深刻、実態把握できない店舗も【震災関連速報】

家電量販店で業界4位のケーズホールディングスは、本社が東日本巨大地震の被災地の一つである茨城県水戸市にある。子会社のデンコードーは宮城県名取市に本社を構えており、「連絡がつながりにくい状況にある」(ケーズHD社長室)。

現在、東日本を除いた全店舗では営業を続けている。しかし青森、岩手、宮城、福島の店舗は壊滅状態にあり、50店舗がライフラインが十分につながっていない状況にあるという。デンコードー本社は壊滅的な被害を受けた名取市にあり、地震後は急きょ、本社機能を仙台太白店へ移した。全壊した店舗も数店が見込まれ、さらには被災した従業員の把握も十分にできていない。

水戸本社は建物損傷などの被害は免れた。現在は出勤できる社員のみが業務にあたっており、ラジオや乾電池、懐中電灯など必要な製品の発注をかけているという。「営業できない店舗でも、できるだけ街頭で営業を続ける」(社長室)。計画停電対象の地域については、店長権限で街頭で営業を続けるかどうかを検討する方針だ。

当社は2012年3月期にかけては、45店もの大量出店の方針を掲げていた。しかし予定していた茨城県ひたちなか店と福島県双葉冨岡店は、オープンを延期した。今後の出店計画についても狂いが生じる可能性がある。現状では不確定要素が多いため、「東洋経済オンライン」では、詳細な情報を把握した後に業績予想を見直すこととする。

(前田 佳子 =東洋経済オンライン)


《東洋経済・最新業績予想》
(百万円)    売 上  営業利益 経常利益  当期利益
連本2010.03  648,628 21,896 29,068 15,936
連本2011.03予 765,000 34,000 42,000 22,100
連本2012.03予 770,000 34,000 42,000 23,000
連中2010.09  356,732 15,569 19,411 9,986
連中2011.09予 360,000 16,000 20,000 11,000
-----------------------------------------------------------
         1株益¥ 1株配¥
連本2010.03  335.7 30 
連本2011.03予 398.7 30 
連本2012.03予 414.9 30 
連中2010.09  176.3 0 
連中2011.09予 198.4 0 
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