バイデン米大統領PCR検査で2日続けて陽性反応 経口薬パキロビッドによるリバウンド現象生じる
バイデン米大統領は7月31日午前に受けた新型コロナウイルス検査でも、結果は陽性だった。ホワイトハウスが発表したもので、陽性反応は2日連続。
バイデン氏のように経口薬「パキロビッド」を投与されたケースでは、いったん陰性になった後に再び陽性となる「リバウンド」現象が生じることがある。ホワイトハウスによると、この現象が続いている。
担当医のオコナー医師は書簡で、この日の検査結果を受けてバイデン大統領は「厳格な隔離措置を続ける」と説明。書簡はホワイトハウスが公表した。同医師によると、陽性結果が2回示されるのは意外ではない。
30日のホワイトハウスの発表によれば、バイデン氏は31日に予定していたデラウェア州ウィルミントンへの帰郷と、8月2日に予定していたミシガン州訪問をキャンセルした。ミシガン州訪問は半導体業界支援法案の議会通過を祝うことが目的だった。
オコナー医師は30日の時点で「大統領は症状再発がまったくなく、体調は引き続きとても良好だ」とし、「現時点で治療を再開すべき理由はないが、経過観察を注意深く続けていく」と書簡で説明した。
パキロビッドの投与を受けた新型コロナ患者の少数にはリバウンドが起きるが、大抵の場合、症状はまったくないか、あっても非常に軽い。
原題:Biden Remains Positive for Covid, Extends Isolation Measures(抜粋)、Biden’s Covid ‘Rebound’ Case Keeps Him at the White House Again(抜粋)
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著者:Jordan Fabian、Josh Wingrove
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