日本郵船の3隻が座礁、うち1隻から燃料油が流出【震災関連速報】

日本郵船の3隻が座礁、うち1隻から燃料油が流出【震災関連速報】

東日本巨大地震を受け、日本郵船が運航している船のうち3隻が座礁。うち1隻から燃料油が漏れている。

座礁したのは「SHIRAMIZU」「SHIROUMA」「CORAL RING」の3隻で、漏油したのは「SHIRAMIZU」。同船は載貨重量9万1439トンの中型船で、積み荷は石炭約7万トン。相馬港で揚荷役準備中だったが、地震の影響で全係船索が切断されて、防波堤内にて座礁した。

バラストタンクや燃料タンクに浸水し、船外への漏油が確認されている。漏油の量は「海上保安庁が優先度が高くないと判断している程度」(日本郵船広報担当者)。乗組員22人は全員フィリピン人で、無事だという。救援船が現地に向かったが、14日午前9時現在、救援作業に入れていない。同船の建造船は2005年の比較的若い船で、船籍は日本。

座礁した他の船のうち「SHIROUMA」は原町港で石炭の揚げ荷役中だったところを地震に見舞われて、全係船索が切断、防波堤内で座礁した。漏油が確認されていない。載貨重量7万7739トンの中型船で、積み荷は石炭約7万トン。21人の乗組員は全員フィリピン人で、無事が確認されている。救援船は手配できたが、救援作業は15日以降になる。建造年は1998年で船籍はパナマ。

もう1隻は小名浜港で石炭荷揚げ中に地震に遭遇し岸壁に衝突、船体が損傷した。漏油は確認されていない。小名浜港沖2.5キロの一で緊急投錨。乗組員は日本人1人、フィリピン人20人。全員救助されて無事だという。救援作業は15日以降になる。載貨重量7万5395トンの中型船で、積み荷は石炭約6万トン。2006年建造の若齢船で、船籍はパナマ。

業績への影響は不明なために、「東洋経済オンライン」は表記予想数字に座礁や漏油の影響は織り込んでいない。

(山田 雄一郎 =東洋経済オンライン)


《東洋経済・最新業績予想》
(百万円)    売 上  営業利益 経常利益  当期利益
連本2010.03  1,697,342 -18,094 -30,445 -17,447
連本2011.03予 1,930,000 130,000 120,000 76,000
連本2012.03予 1,990,000 136,000 132,000 80,000
連中2010.09  1,010,557 86,225 79,869 44,374
連中2011.09予 930,000 59,000 55,000 32,000
-----------------------------------------------------------
         1株益¥ 1株配¥
連本2010.03  -12.7 4 
連本2011.03予 44.8 11-12 
連本2012.03予 47.1 11-12 
連中2010.09  26.1 6 
連中2011.09予 18.9 6 
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