加藤綾菜さんが「不妊治療はやめようと思った」訳 夫婦日記に子どもについても書いた経緯
加藤:逆に加トちゃんは、私がコツコツと学校に通って介護の資格とっている姿を、「尊敬している」って言ってくれます。「僕は勉強嫌いだから芸人になったのに、綾ちゃんはすごい」って。それから、加トちゃんはどっちかというプライベートは暗いというか。
──暗い(笑)。静かなタイプなんですね。
加藤:そうなんです。でも私って、誰でも友だちになれるんですよ。そういうのも真逆。だから、私がおじいちゃん、おばあちゃんを訪問しているのも「よくやるね。すごいね」って。性格が真反対だから、すごい合う。
私はあまり気にしないタイプなので、加トちゃんが怒っているのも、めっちゃスルーできる力があるんです。聞いてないですから、私。普通の夫婦だったら絶対ケンカになるところもケンカにならないです。たとえケンカしても次の日は仲直りできる。私は異常なまでにポジティブなので根に持たないですね。加トちゃんのほうが繊細だと思います。
結婚10年で思いはどんどん強くなっている
──今後についてもおうかがいできればと思います。綾菜さんは、妻として加藤さんを支えていくという覚悟を持って結婚された。この10年の間にその思いが変わってきたところはありますか。
加藤:どんどん強くなっています。68歳からの80歳までの10数年間より、80歳から90歳のほうが、たぶんめっちゃ大変だと思うんです。でもその予行練習的なことがいっぱいあったので大丈夫かなと。ちょっとのことじゃ驚かないです。
──不安はないですか。
加藤:ないですね。たぶんビビってたら加トちゃんの奥さんやってけないなというぐらい、ビビることがいっぱいあるので、全然大丈夫。それに、結婚して10年経ってもまだかわいいとか愛おしいとか、めっちゃ思うんですよ。写真見ます?
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